ブックレビュー ブックレビュー

原題 Body, Mind, and Spirit: Vitamins for your Whole Health
著者 Gary D. McKay, W. F. Peate
ページ数 320ページ
分野 健康・スピリチュアル
出版社 Impact Publishers
出版日 2009/3/1
ISBN 978-1886230811
本文 私たちは、体の健康のためにビタミンをとる。では、心の健康には?

本書では医師、心理学者、精神面に重点を置く臨床カウンセラーの3人のエキスパートが、各々の経験と知識を総動員して「あなたという全存在」に効くビタミンを処方する。本書の特徴は、3方向からのアプローチを組み合わせていることで、これにより非常に効果が上がる。

体と心と魂の健康はそれぞれ別のものではなく、3つを統合することで健康で幸せな生活が実現する。本書では体の健康が、心と魂の健康にどう影響するのか、体を健康に保つにはどうしたらいいかを教えている。同様に、心が体と魂の健康にどう影響し、どのように心をケアすればいいのか、また人生の意味について自分の信じること、つまり精神性が体と心に及ぼす影響と、精神性の伸ばし方について述べている。ストレス、憂鬱、攻撃、中毒、慢性病、老化といった、人生におけるさまざまな困難を乗り切るための方法も知ることができる。

本書でいう「ビタミン」は、体と心と魂を健やかに保つために必要なもののことだ。たとえば、心のビタミンCはchoice(選択)、ビタミンEはencouragement(励まし)、ビタミンRはresponsibility(責任)という具合だ。また独自の略語も面白く覚えやすい。たとえば、REALな考え方を「自分の要求を再評価し(Reevaluate your demands)、言い訳をやめ(Eliminate excuses)、失望を受け入れ(Accept disappointments)、非難をやめる(Let go of blame)」と定義する。

著者は3人ともその道のエキスパートであるが、難しい専門用語はほとんどない。要点は図や浮?pいて簡潔にまとめてあり、読みやすく実用的なのも嬉しい。