2010 BookExpo America(ブックエキスポ・アメリカ)NY

紐育市にて

25日(火)から開催されているブックエキスポ・アメリカに参加するため、日曜日の夜からニューヨークに滞在している。

月曜日は、長いフライト後の疲労と時差ボケを癒すために、初めて訪れるニューヨークの街を少しだけまわってみることにした(結局、携帯電話の万歩計機能が24000歩を指すほど歩いてしまったけれど)。

■iPadの感覚

今回の予定のひとつは、Apple StoreでiPadに触ること!

朝食後、リンカーンセンター近くの店舗に出向き、店頭に展示してあるiPadをさっそく手にとる。たくさんの指紋が残るモニタを掃除したい気持ちをおさえながら持ち上げてみると、思っていたより軽い。そして、YouTubeで動画を視聴。なんと、本体を持つ手に音の振動が伝わってくる。これはiPodにはなかった感覚だ。

      
 
 
街を歩いていると、いたるところにiPadの広告が見られる。地下鉄の入り口、バス停、電話ボックス……。まるで、ニューヨーク市がiPad購入を推奨しているかのようだ(当然、そんなことあるはずはないのだが)。

地下鉄の中やカフェでiPadを使っている人もいるのでは? と思っていたのだが、訪れたいくつかのエリアでは出会えなかった。

しかし、ブックエキスポ初日。会場で辺りを見回したところ、やはり、iPadを使いながらのミーティングをする人たちがちらほらと見受けられた。非常にスマートな商談に見え、うらやましい。



iPadが出版界を変える、とまで言われているが、アマゾンのKindleや他の電子リーダーはどうなのだろうか。アメリカの大手書店チェーン2つを偵察に。

まず、Barns & NobleではNookという電子書籍リーダーを販売。こちらもWi-Fiや3Gに対応しているようだ。友人間で電子書籍の貸し借りができるとか。
Bordersでは、ソニーの電子書籍リーダーを店頭で販売していた。やはり多機能を備えたiPad有利か。

       

実は、昨日Apple Storeに行って、iPadよりも驚いたことは、フィフス・アヴェニューのApple Storeが24時間営業だということ。10年ほど前、修士論文の提出日前夜にパソコンが立ち上がらなくなり、念のためとっておいたバックアップ・ファイルを某出力屋さんに半べそをかきながら持ち込み、翌朝に論文を提出し、 チョコレートの詰め合わせを持って、その店にお礼を言いに行ったことを思い出した。夜中にパソコンのトラブルで困る人は少なくないのかもしれない。 (幸)


                  



----------------------------------------------------------------------------


Copyright & Copy; 2010 by TranNet KK All rights reserved.