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  「TranNet BookFair News」!

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     ○)○) 2006年 ロンドン・ブックフェア 最新レポート (○(○

2006年3月5日〜7日までの三日間、イギリスロンドン・ブックフェアが開催された。フェアの会場となったコンベンション・ホール「ExCeL」は、ロンドン東部の港湾地区 Docklands にあり、特に Canary Wharf 駅周辺のレストランやナイトクラブなどは、新しいトレンドを生み出すスポットとして注目されている。
トランネットは国際ライツセンターに出展社テーブルを構え、海外タイトルのリクエスト・和書タイトルの売り込みのほか、英・欧のエージェント・出版社の現状調査、JWHカタログ配布など積極的なプロモーション活動をおこなった。特にJWHカタログには多くの出版社が関心を持ち、日本の書籍に対する海外の反応を直接体感することができた。

               
         International Rights Center           JWH Stand No : 135

――日本の作家にたいする関心について
英国に日本の作家を紹介する場合、関心の高まっているフィクションの方がより採用されやすい。また英国に限らず、独でも日本のフィクション作家への関心が高まっているので、こちらにも積極的に紹介できるであろう。

――JWH(TranNet KK)への評価
日本に翻訳権を問い合わせた時、どこが窓口かよくわからないことがしばしば起きる。また、日本から作品を紹介されたときにも、書籍について情報が少なく、ブックレポート(リーディング・レジュメ)を作る際にとても手間取っていた。こうした、「どこが窓口なのか」「日本ではベストセラーでも、内容が日本語なので詳細がわからない」といった事情が最大の障壁であった。
JWHは出版社・作家の海外への窓口として、カタログやウェブで詳細な情報を伝えている。これらにより海外の出版社は直接その情報を企画として編集会議に差し
出すことができるのだ。また、海外で出版の際、契約には日本の書類を使うことが多く、これも大きな障害になっていたという。トランネットは、この点も Job Shop による翻訳でクリアーすることが可能である。
――JWHへ新たな課題
英語圏のみならず、イタリア、チェコ、イスラエル、ロシアなどからも引き合いもあるため、日本語→イタリア語、ヘブライ語などそれぞれの言語に優れ、フィクションやマンガ翻訳に、より多彩な能力を持つ翻訳者が必要となる。

               
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次回は、欧米各社の特徴、和書への関心、欧米各社の出版プロセスや問題点、版権輸出の取り組み状況などをレポートする予定です。

レポーター:ライツ事業部 近谷・赤城



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