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ブックエキスポ・アメリカ 2008 ロサンゼルス・コンベンション・センター May 29 - June 1, 2008 Los Angels, CA.,U.S.A BookExpo America 2008
アメリカ国内で最大の図書展BookExpo America (以下、BEA)が5月29日からの4日間、ロサンゼルスにあるコンベンション・センターで開催されました。版権の国際的商取引の場ではないことから、フランクフルトブックフェアやロンドンブックフェアほどの熱気と真剣さは見られませんが、著者のサイン会や著名人の来場も多く、毎回、お祭り的な華やかな雰囲気の漂う図書イヴェントです。今回はIBPA Publishing Universityに参加した直後でもあり、会場では顔見知りになった出版関係者とも頻繁にお会いしました。以下、会場の様子を写真でご紹介いたします。
会場となったLAコンベンションセンターと隣接するステイプルセンター ![]() 会場でサイン会を行う『The Age of Dreaming』の著者Nina Revoyr氏。アメリカ人の父と日本人の母を持つ氏は、4月に発売になった同書の書評がPublishers Weeklyに掲載されたり、ロサンゼルスの地元紙でも特集記事が組まれたこともあり、大変な人気でした。今回の出張前に偶然にもこの書評を読んでいた筆者は当然のようにサイン会の列に加わり、サイン本を入手しました。 ちなみに、同書は1960年代のロサンゼルスを舞台に、無声映画時代のアメリカで活躍した元俳優である日本人を描いた中篇小説で、人気俳優という輝かしい過去を封印して、ひっそりと暮らす主人公の心の葛藤を巧みに描いた作品です。 ![]()
『夕凪の街 桜の国』の英語版が展示されていました。
今回のBEAで話題を集めたのは、なんといってもアマゾンが売り出している電子ブックKINDLEでした。価格は359ドル、13万点以上の書籍がワイヤレスで購入可能で、2時間充電すれば1週間は持つそうですが、今やアマゾンの総売上額の6%がこのKINDLEを通じて購入されているとのこと。また、KINDLEは書籍だけでなく、『ニューヨーク・タイムズ』『ウォールストリート・ジャーナル』『ワシントン・ポスト』からドイツやフランスの主要紙まで、あるいは『タイム』『フォーブス』といった雑誌から人気の最新ブログまで読むことができます。特に出張中などはKINDLE一つあれば空港や飛行機、ホテルなどでも場所を選ばずに幅広いコンテンツを読むことができるためとても便利のようで、このKINDLEの出現とともに電子ブックの人気がアメリカで再燃し始めました。 アメリカでも日本と同様に活字離れが進む一方、上述のKINDLEをはじめ、これまでは無かった、コンテンツのプラットフォームが出現し、さらにFaceBook、MySpace、YouTubeといったSNSや動画サイトがビジネスアプリケーションツールとして徐々にプロモーション効果を発揮し始めているなど、出版の新たな未来像を垣間見た気がした今回のBEAでした。 ![]() (近) | |
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