ブックレビュー
| 原題 | The Healthy Workplace: How to Improve the Well-Being of Your Employees---and Boost Your Company's Bottom Line |
|---|---|
| 著者 | Leigh Stringer |
| 分野 | ビジネス／健康 |
| 出版社 | AMACOM |
| 出版日 | 2016/7/19 |
| ISBN | 978-0814437438 |
| 本文 | 一般的なアメリカの職場では、従業員は平均して勤務時間の9割をコンピューターの前で過ごし、ミーティング等の残りの時間も通勤も座わりっぱなしだという。ストレスレベルは高くなり、身体に悪そうなものばかりを食べ、睡眠時間も削られる……健康度合いは低下する一方だ。 一方で経営者からすると、従業員の健康状態への配慮や職場環境改善のための投資は、「やったほうが良い」という認識はあるものの、目下の業績改善に直結するとは考えづらく、対応を後回しにしがちである。 そんな経営者の背中を後押しすべく、本書では、Google、Apple、Facebook、アンダー・アーマー、ジョンソン＆ジョンソンといった世界でも有数のトップ企業の職場環境に関する革新的なプログラムを紹介する。本書を読めば、これらの企業が従業員の健康への投資を、従来からの単なる福利厚生事業の一環として行っているのではなく、会社の業績を高めるための戦略として実施していることがわかるだろう。 新しい企業戦略として、経営者に是非読んでほしい一冊。 |
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