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出版翻訳の舞台裏Column

トランネット会員の翻訳ストーリー

片神貴子

訳書名 『THE WORLD AT NIGHT 世界の美しい夜空』
訳書出版社 株式会社玄光社


翻訳ストーリー

 翻訳の仕事に興味をもったのは、20年ほど前、電機メーカーを退社して、一生続けられる仕事を探しているときでした。そんな折にトランネットが設立されたことを知り、さっそく入会。オーディションに応募したところ、訳者には選出されませんでしたが、後日、美術書の翻訳原稿を校正する仕事を依頼されました。これが出版翻訳での初仕事です。
 大学で物理学を専攻していたこともあり、当初から科学児童書を訳したいと思っていたのですが、この分野は翻訳点数そのものが多くありません。どうすれば仕事を得られるものかと思案していたところに、チャンスが巡ってきました。オーディションに太陽系をテーマにした児童書の課題が出題され、幸いにも翻訳者に選ばれたのです。この1冊が名刺代わりになって、その後もこの分野の仕事がもらえるようになりました。細々ながらも途切れずに仕事を続けてこられたのは、科学児童書というニッチな分野を専門にしたからだと自覚しています。
 現在は子ども向け・一般向けの科学書翻訳に加え、サイエンス誌とナショナル ジオグラフィック誌の翻訳も行っています。子育てもようやく一段落したので、理系のバックグラウンドを活かしつつも、今後は大好きな建築や美術に関する課題にも応募していきたいと思っています。幅広い分野の翻訳に挑戦できるのが、トランネットの大きな魅力です。
 最後に今回の訳書について。この夜空の写真集は単に美しいだけでなく、写真に添えられたキャプションも読み応えがあります。ただ、著者は英語ネイティブではなく、専業の物書きでもないので、文章に少々癖があり、訳すのに苦労しました。加えて、事実確認が必要な箇所も多く、別件の翻訳も同時進行していたため、当時はかなりひっ迫した状態でした。なんとか期日内に仕上げられたのは、美しい写真が発する癒しパワーと、担当コーディネーターの方による的確なチェックのおかげです。ありがとうございました。

市ノ瀬美麗

訳書名 『ビューティフル・ボーイ』
訳書出版社 株式会社オークラ出版


訳書名 『第三の扉』
訳書出版社 株式会社オークラ出版


訳書名 『二度目のチャンスをあなたと』
訳書出版社 株式会社オークラ出版


翻訳ストーリー

 初めて翻訳という仕事を意識したのは、大学生の頃でした。本と英語が好きという単純な理由で文学部の英文科に入ったのですが、課題でイギリスやアメリカの文学作品を読むことがあり、訳書と照らし合わせて予習をしているときに、気がつくと「私だったらこんなふうに訳すだろうな」と自分なりの訳文を考えていました。そこから、翻訳という仕事っておもしろそうだな、楽しそうだな、と思ったのを覚えています。
 それから数年後、運とご縁に恵まれ、トランネット様を通じて初めて翻訳のお仕事をいただき、翻訳者としてデビューさせてもらうことになりました。それもロマンス小説のシリーズを3冊! その後もありがたいことに継続してお声をかけていただき、ロマンスだけではなく、いつか訳してみたいと思っていたミステリーや映画原作本など、10年ほどの間に様々なジャンルの作品に携わってきました。もともと「好きなことを仕事にしたい」という思いがあり、毎日大好きな本(小説)に関わることができて、本当に幸せでした。(幸せといえば、4年ほど前から猫を飼い始めたのですが、寒い時期に膝の上に乗ってくる猫をなでながら翻訳作業をするのも至福の時間です。)
 最近では、映画や海外ドラマも大好きなので、数年前から映像翻訳の勉強を始め、ようやく少しずつですが字幕翻訳のお仕事をいただけるようになってきました。出版翻訳も映像翻訳もできる翻訳者として活躍するのが夢ですが……もともと不器用というか、要領が悪いもので、プロとして両立できるようになるには、まだまだ時間がかかりそうです。それでも「好き」の気持ちを原動力に、今後も日々精進していきたいと思います。

多田桃子

訳書名 『三連の殺意』
訳書出版社 株式会社オークラ出版


訳書名 『神話の遺伝子』
訳書出版社 株式会社オークラ出版


訳書名 『ロマンス作家の恋のお悩み』
訳書出版社 株式会社オークラ出版


翻訳ストーリー

 今月、落ちていたどんぐりを苔の上に置いて、発芽を待つことにしました。十年ほど前からミニ盆栽(林檎・花梨・柿・柘榴など実のなる木ばかり)をベランダで育てているのですが、とりあえず十年間一鉢も枯れずに自然と苔を生やし、小さいながらも気まぐれに実をつけてくれているので、そろそろ長年夢見ていたどんぐり盆栽に挑戦してもいいのではないかと思い立ったのです。どんぐりを発芽させてひたすら水をやっていたら、たぶん十年か二十年後には小さな木になって、さらにはまたどんぐりが結実した姿を見られれば幸運です。

 子どものころ、どんぐりが好きでした。よく遊びにいっていた動物園のはじにある林でどんぐりを拾い集め、ティッシュで磨いて、背の高さや色の濃さ順に並べては眺めて過ごしていたように思います。そうしたマイペースな時間の過ごしかたに慣れていたからか、幼稚園に入ったばかりのころ、無口でした。みんなが話す言葉に反応しようとはしていたはずですが、言葉はすごい速さで流れていってしまい、置いていかれるような感覚になっていたのかもしれません。そんななか、当時一週間か二週間ごとに一冊ずつ手元に届いていたシートン動物記と世界の童話の絵本シリーズを読んでいるときが、いちばん心の落ち着く時間でした.本のなかの言葉や挿絵はずっとそこにあって、いくらでも読み返しては細密な絵のすみずみまで探険できる、まるで時間の流れの速さが違う自由な森へ、別世界へ入っていけるような安心感がありました。

 どこにいても本を読むのは自由だと思って、大学生のときには動物生産学を学びながら、海外の好きな作家の小説を原書で読んでいました。まだ日本語に訳されていなかった作品やシリーズの続きを読めるようになって、うれしかった。原書で読んでいた本の日本語版が出ると、そのこともうれしかった。そんなようなささやかな喜びがきっかけで、翻訳を学び始めました。

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