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オーディション/Job Shop入賞者の声

日向りょう(第153回Job Shop作品入賞者)

第153回 Job Shop 作品入賞

訳書名 『最強ドラマー列伝』
訳書出版社 株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス


入賞者の声

 この本の仕事をさせていただいたときは、訳を開始した後で想定外の量のファクトチェックが必要なことに気づきました。ペースを上げて「ファクトチェック+訳」の作業を進めていきましたが、全体の15~20%程度を訳し終えた時点で計算してみると、限界まで作業のペースを上げたとしても納期に間に合わせるのは難しく、間に合わせるためにはファクトチェックの精度を下げるしかないとわかりました。つまり明らかに事実に反する点を確認するに留め、後はクライアント様の判断にお任せするということです。
 ですが、事実関係について曖昧な点を残したまま訳を進めていくのは色々な意味で難しく、問題を大きくしてしまう可能性もあります。そこでトランネットのコーディネーターさんに相談させていただいたところ、事情を理解して下さり、納期の延長を掛け合って下さいました。そしてクライアントの編集者さんのご理解もいただき、納期が延長されることになりました。
 関係者の皆様のご理解があって、必要なファクトチェックを済ませて納得のいく形で訳稿を提出できたことを、訳者としてとてもありがたく思っています。

※ほかにも訳書がおありです。

明浦綾子(第590回オーディション作品入賞者)

第590回 オーディション 作品入賞

訳書名 『スティーブ・ジョブズ グラフィック伝記』
訳書出版社 株式会社実業之日本社


入賞者の声

 現在、サンノゼで子育て生活の真っ最中。元気爆発の4児を相手にドタバタな毎日を送る私には、一冊の訳書を手がけるなど無理だと思っていた。それでも時おり力試しのつもりでオーディションを受けたりして、書籍翻訳に興味を持ち続けていた。
 本企画の課題文に目を通すと、舞台の中心は隣町にあるアップル社だった。日頃から車で通るたびに、末娘があちこちにあるリンゴのロゴに指をさし、馴染みのある界隈だ。何かとIT色の強いシリコンバレーで暮らす中、内容的にとても興味をそそられる。採用の連絡を受けた際はとても驚いた。そこへまた、6歳の息子が飼い始めた2匹のカタツムリに、アンパンマンとスティーブという名前をつけていた。偶然とは言え、このお仕事に何かのご縁を感じて心を決めた。
 それからは、子供達が寝静まった後と週末にできる限り時間を取り、オフィスアワーに充てた。翻訳中は自分の力不足を痛感した。電子機器やIT用語の調べ物に手こずり、更に、原書の追加や変更が続いて巻き戻しながらの作業は大変だった。カレンダーを睨みながら焦りは募るばかり。子供達の行事は優先しなければならず、またスポーツ大会ではこういう時に限って勝ち進んでいく。突然にコンピュータが故障するハプニングも重なった。とにかく時間との戦いだったが、毎日あまりにも多くのことを学び、塾に通わせてもらうような充実感を覚えた。
 綺麗に装丁された訳書を受け取った時は感激した。トランネット担当者の方々から最後まできめ細かなサポートをして頂けたおかげだと思う。また、翻訳に集中できるように我が家のワンパク軍団をよく外へ連れ出してくれた夫や、手抜きがちの食事をモリモリ食べてくれた子供達にも感謝している。
 想像以上に時間とエネルギーを要した翻訳を終えると力が抜けてホッとした。子供達も「おじさんの本終わったんだ!」と喜んでくれた。この貴重な経験を活かして、また機会があれば挑戦してみたいと思う。

藤崎百合(第591回オーディション作品入賞者)

第591回 オーディション 作品入賞

訳書名 『すごく科学的 SF映画で最新科学がわかる本』
訳書出版社 株式会社草思社


入賞者の声

 思い返せば、英語はずっと私の天敵でした。暗記が苦手で、試験では英語に足を引っ張られ、英語の読解はまるで暗号解読のよう、30歳も過ぎて今後の人生は英語から逃げ切ったと思っていた頃、海外旅行すら未経験のままに、夫の転職でアメリカに住むことに。そして、現地でようやく、英語が暗記科目や苦手ツールではない、「生きた言葉」だという当たり前のことを実感したのです。もともと読書好きで、図書館に通って絵本から読むようになり、オーディオブックにはまり、ドラマや映画を夢中で見続け、4年ほど経って翻訳の仕事を少しずつするようになりました。帰国後は二足の草鞋で映像翻訳や実務翻訳を行い、今は翻訳業に専念しています。理系出身で英語との出会いが遅い私にとって、出版翻訳はまさに「夢の世界」ですが、思い切って入会したトランネットでリーディングなどのお仕事を頂くようにもなりました。
 訳書は、SF映画を題材に最先端の科学までわかりやすく説明する本です。概要に興味をひかれて原書を取り寄せ、気がつけば課題以外の部分も楽しく読了。よく練られた内容と軽妙な語り口に惚れこんで、「選ばれたい」という受け身の考えは「この本を自分で絶対に訳す」というギリギリするような思いへと変わり、訳者に決まったときには喜びと納得がないまぜになった気持ちでした。
 テーマが多岐にわたるうえ専門性の高い内容もさらっと説明されている本なので、それと釣り合う訳文を作るための勉強と調べ物に追われましたが、すべてが楽しかったです。作者たちの掛け合い漫才のような対話もあり、駄洒落の訳に頭を捻るのは、まさにご褒美でした。また、コーディネーターの方の徹底的な赤入れには感謝しかありません。完成した訳書だけでなく、赤の入った原稿もまた、今の自分の実力を表し、今後の方向を示す宝だと思っています。
 実は、この文章を書いている今も「これは!」と思うオーディションの結果を待っているところです。これからも、皆さんと一緒に挑戦を続けたいと思っています。

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