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原題 The Future of Health: 2030
著者 Marcus Ranney(編)
分野 健康/生活
本文 朝、目が覚めたら2030年だった。どんな感じがするだろうか?

今、私たちはかつてない大きな技術革新の瀬戸際にいる。第4次産業革命の影響は生活のあらゆる面に及ぶが、医療ほど変革が目覚ましい分野はないだろう。

テクノロジー、医療、生命科学の進展は、2030年の医療と健康をどのように変えているだろうか? 本書では、世界経済フォーラムによって任命される33歳以下の若者による世界的コミュニティ「グローバルシェーパーズ」に属する若き専門家たちが、それぞれの立場でその問いに答える。

含まれるテーマは、ウェアラブル・デバイス、手術支援ロボ、ゲノム医療、慢性疾患の管理、遠隔医療、POC(Point of Care)診断、人工知能(AI)、IoT、心の健康、仮想現実、気候の変化と公衆衛生、水中居住施設、宇宙医学、スポーツ医学、恋愛と生殖と子育て、食生活と栄養、戦争と健康、量子コンピューティング、アート療法、自然医療と代替医療など多岐にわたる。

より健康な未来を創るため、全世界のあらゆる関係者が協調して進むことの必要性を訴える注目作。