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出版翻訳の舞台裏Column

原題 KAMI (BUKAN) SARJANA KERTAS
著者 J. S. Khairen
ページ数 355
分野 フィクション
出版社 Bukune
出版日 2019/02/23
ISBN 978-6022203049
本文 インドネシアのとある大学。そこに集まるのは、将来の夢も希望もない落ちこぼれの若者たち。19歳の主人公オギもそんな若者のひとり。彼の趣味はインターネットでポルノを見たりeスポーツをしたりすること。小さな自転車修理店を経営する父親は、息子が大学を卒業して家族を養ってくれる日が来るのを心待ちにしている。

オギが大学で出会うのはアメリカ帰りの若い女性教師リラ。「このクラスのなかで、自分はバカだと思う人は?」というリラの質問に、手を挙げて答えたオギは教室を追い出される。さらに、リラは数百匹のネズミと一緒に学生たちを教室に閉じ込め、こう言い放つ。「あなたたちは頭がいいんでしょ。ネズミと対決しなさい。そして、そこから無事に出ていらっしゃい。大学を卒業して社会に出たら、本物のネズミがもっとたくさんいるわ。いつ殺されるかわからないわよ。」

オギは大学の授業をさぼり、落ちこぼれてしまう。さらに家が火事に遭い、彼は自転車修理店を切り盛りして一家を支えることになる。紆余曲折の末、オギは大学を中退し路上ですさんだ生活を始める。どん底まで落ちた彼は自殺を図るが、友人たちに助けられる。
様々な試練を乗り越え、いったいオギの人生はどうなっていくのか。