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原題 Why Waste Food?
著者 Andrew F. Smith
ページ数 192
分野 社会問題/環境/自然保護/グルメ/食品
出版社 Reaktion Books
出版日 2020/07/13
ISBN 978-1789143447
本文 食糧論争シリーズの一冊。著者のSmith氏がシリーズの編集者を務める。環境問題に大きく影響する食品ロス、食品廃棄問題の実態とその解消を模索する国、企業、NPO等の方策、工夫やテクノロジーを描写する。世界では毎年食糧の約1/3の14億トンが廃棄され、全世界の温暖化ガスの8%を排出しているという。さらに食料品を梱包するパッケージやラップ類、カンやストロー、プラスチックケースの廃棄により、海や海浜を中心に大きな環境破壊問題になっている。一方で、世界では何億人もの人々が飢餓、栄養失調に苦しんでいる現実がある。さらには世界の人口は現在の77億人から2050年には90億人台に突入するという。食糧の配分が世界の最大の問題となる。この問題を解決するためには、食品ロス・廃棄問題の解決が最も重要である。本書は全7章で構成される。食糧の生産・製造・販売それぞれの流通・消費過程のなかで食品廃棄物が発生する原因と、その解消を図ろうとする現状が具体的に描写されている。我々の生活にまさに直結する食べ物の問題であり、非常に考えさせられる一冊である。