原題 | The End of Men: And the Rise of Women |
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著者 | Hanna Rosin |
分野 | 社会 |
出版社 | Riverhead Hardcover |
出版日 | 2012/9/11 |
ISBN | 978-1594488047 |
本文 | 今、男女の力関係が逆転しつつある。それも、文化・地域を問わず、世界中で。女性の大学進学率は目覚ましく、独身女性の給料は独身男性のそれとほぼ同じ、もしくはそれを凌駕する。男性のみならず、女性もカジュアルセックスを楽しむ時代になり、女性が一家の大黒柱となって働き、男性が家事や子守をする家庭も増えている。この現象は南アメリカから韓国、インドからアイスランドまで、世界各国で共通しており、日本とて決して例外ではない。 いったい、何が起きているのだろうか。男と女の立場が逆転しつつあるのだろうか。著者はさまざまな研究結果や調査、観察をもとに、男女の逆転現象を分析する。かつてのフェミニズム論のように、どちらが強いか、もしくは生物学的な脳の働きにどのような違いがあるのかといった視点ではなく、社会的な状況から切り込んでいるのも新しい。 |