お知らせ
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2025/10/24 最新オーディション開催中! 『Patriarchs(Fäder)』 翻訳者募集中!翻訳者選定オーディション開催中!!
原著はスウェーデン語ですが、今回の翻訳は英語版を原文とした重訳となります。原著のタイトルは、『Fäder : En genetisk historia från Afrika till Skandinavien』です。 ◇著者:Sverker Johansson ◇応募締切日:2025年11月4日(火)(日本時間)23時59分 ◇課題書籍内容: 本書は、現代ヨーロッパ人男性に多く見られるY染色体「I-M253」を中心に、人類の進化と文化の歩みを遺伝学的に読み解く試みである。Y染色体は父から息子へと受け継がれ、母から受け継ぐミトコンドリアDNAとは異なる「男性系統」の軌跡を示す。著者は、DNA解析技術の発展によって明らかになったこの「父系の物語」を、科学と歴史の両側面から丹念に描き出している。 Y染色体は性別を決定する遺伝子であり、組み換えがほとんど起こらないため、数万年単位でほぼ同じ形質を保持し続ける。進化の過程で生じる小さな突然変異が「ハプログループ」と呼ばれる系統を形づくり、「I-M253」もその一つである。興味深いのは、男性系がしばしば急激な枝分かれや淘汰を経て一部の系統だけが拡大する「ボトルネック現象」を示す点である。これは、歴史上ごく一部の男性(支配者や征服者など)が特に多くの子孫を残し、結果としてほかの男性系統が途絶えたことを意味する。 さらに本書は、文化や言語の拡がりが遺伝的な継承と必ずしも一致しないことを指摘する。たとえば、言語や習慣は母系・父系に関係なく変化しやすく、特定の言語や文化が遺伝子とは異なる経路で拡がることがあるのだ。著者は、ヨーロッパ農耕文化やインド・ヨーロッパ語族の拡大を例に、文化と遺伝の複雑な交錯を鮮やかに解き明かしている。 (※課題文翻訳の際、内容説明の中で使われている語や文を訳文に反映する必要はありません) ◆トランネットのオーディションなら、課題文を翻訳して訳文をWeb上で登録するだけで応募完了! オーディション課題概要はこちらから(課題文の一部をご覧ください) (今回の課題文は、約1000 wordsです) この書籍を翻訳なさりたい方、会員登録の上、ふるってご応募ください! ※トランネット会員の方は、【マイページ】へログインの上、画面左側の「会員コンテンツ」のメニュ―より、「オーディション課題一覧」を選び、クリックしてください。第697回「オーディション課題詳細へ」進み、課題書籍の内容と課題文をご確認ください。 |
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