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原題 Afraid
著者 Arash Javanbakht MD
ページ数 208
分野 978-1538170380
出版社 Rowman & Littlefield Publishers
出版日 2023/09/15
本文  ある調査によれば、世界人口の三分の一が不安障害に悩まされ、アメリカ人の半数が人生で少なくとも一度はレイプや暴行、銃撃、天災などのトラウマとなる経験をしているという。環境破壊、市民暴動、政治闘争など、巷には人々の不安をあおるようなニュースがあふれている。SNSでは「炎上」騒動が常態化し、日常生活でもいたるところに不安が潜んでいる状況だ。

何百万年にわたって動物や人類の脳や体において進化してきた恐怖は、私たちの文化、政治、日常世界に根付いているが、私たちの生存の可能性を高めるという役割も担っている。恐怖についてのさまざまな疑問に答えを出すことで、私たちは恐怖を克服することができるはずだ。

私たちはなぜこれほど恐れるのだろうか。恐怖は私たちの脳でどのように機能しているのだろうか。私たちがおびえるときの身体の反応はどうして起こるのだろうか。恐怖が進化した目的は何なのだろうか。私たちはなぜホラー映画を見たがるのだろうか。勇敢な人の脳のはたらきはそうでない人とどう異なるのだろうか。恐怖は創造性にとって良いものだろうか、悪いものだろうか。

 本書では、精神科医で神経科学者の著者がこられの疑問に答え、現代における恐怖と不安のさまざまな面について、包括的に説明してくれる。恐怖の真の姿を正しく認識することにより、私たちは恐怖の悪影響から逃れるとともに、自分たちの生きやすさのため、役立つように利用することもできるのだ。本書は、数多くの不安が取り巻く現代社会に生きる人々に、不安や恐怖と共存するすべを教えてくれることだろう。