ブックレビュー
| 原題 | A Bigger Picture: Three Million Years of Art |
|---|---|
| 著者 | Desmond Morris |
| 分野 | アート |
| 出版社 | Weldon Owen |
| 出版日 | 2013年秋（予定） |
| 本文 | 動物学者、古生物学者、そしてアーティストでもあるデズモンド・モリスは、1967年に『The Naked Ape（裸のサル）』を執筆、全世界で1,200万部の大ベストセラーとなった。その他、『Manwatching（マンウォチング）」、『Babywatching（赤ん坊はなぜかわいい）』等々、数多くの著作を手掛けている。 これに加えて、彼は絵画の世界でもシュールレアリストとして知られ、ジョアン・ミロの展覧会で紹介されている。画家としてのキャリアも長く、1948年に初の個展を開催して以来、定期的な展覧会を行っている。1957年にはチンパンジーが描いた絵画や素描の展示会を主宰。リチャード・ドーキンスの著作『利己的な遺伝子』、『盲目の時計職人』の初期の版には彼の絵画が使用されている。BBCのアート番組にも数多く出演、今秋にもBBC4での出演が予定されている。 本書は人間に対する深い理解とアートへの造詣を基に、アートを通して人類の歴史をたどり、未来におけるアートのありようを語っている。 「多くの著作を通して人類と他の動物が同じ生き物であることを伝えてきた。しかし、今回は人類固有の文化を掘り下げてみたいと思った」 |
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